菩提の道場 お遍路さんいらっしゃい。

ohenro 情報

四国と言えばお遍路!「同行二人」で弘法大師様と行脚する巡礼の旅ですが、豊浜にもお遍路さんが来てくれます。お遍路と言えば歩きが本来ですが、四国は平坦な道が少なくお寺も山頂や島の突端にある場合があるのでかなりのハードモードだと思います。季節を間違うと体の危険を感じる程じゃないでしょうか?

よく見るのが交通機関を使っての行脚。電車やバスを使ってお寺の近くまで行くのですがそれでも大変な道のりが待っています。豊浜駅からguesthouse紫雲の前を通るお遍路さんもチラホラ。特に外国人の方をよく見ます。今年6月にオープンしたゲストハウスですが数人お遍路さんが泊まってくれ、その時に聞かせて頂いたお話を元に記載します。

豊浜という立地

香川県観音寺市豊浜は愛媛と香川の境にある海が近くの町です。お遍路を徳島スタートをして高知→愛媛→香川で満願成就になるので最終の「涅槃の道場」と言われる最終章にあたるお遍路香川編入り口にあります。海沿いに船の停泊所はいくつもありますが漁業はなく現在は三豊総合病院という観音寺市三豊市の中で一番大きい病院施設があり、近くでは買い物が出来る施設や海を望める一の宮公園があります。一泊して英気を養い香川の巡礼をスタートするには良い立地だと思います。

65番三角寺から66番雲辺寺へ 

65番三角寺はお隣愛媛「菩提の道場」最後のお寺で、紙の町としても有名な川之江にあります。歩き遍路であれば雲辺寺は山頂にあるのでかなり険しい山間を歩く道となるのですが宿泊所も少なく半日はかかるのではと思います。公共交通機関を使い川之江から豊浜駅で降りguesthouse紫雲で一泊して雲辺寺のロープウェー乗り場まで徒歩2時間歩き参拝できます。

66番雲辺寺から67番大興寺へ

雲辺寺を徳島側(山間を上るコース)からロープウェーを使い香川に入るとかなりの疲労度があると思います。大興寺近くにも宿はあるのですが、ダイソーやスーパーが近い豊浜では食料品や装備の調達をして大興寺へ向かう事も出来ます。

四国お遍路情報サイト

聖地巡礼 四国遍路 | 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化
聖地巡礼 四国遍路 | 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化

お遍路でのご宿泊にお使いください。

四国は山と海が近く現代であってもお遍路の歴史や神聖な地域、修行の場所が多い不思議な場所です。宿泊施設も適度な場所にある訳ではなく野宿になってしまうことも。豊浜駅から徒歩6分。歩き通しで疲れた体を回復させる場所としてお使いいただければ幸いです。